グーグル、中国から撤退!

中国は人口13億人以上を誇る世界最大級の国の一つです。中国は漢民族ばかりと思われるかもしれませんが、その中には50以上の少数民族がいる多民族国家です。そして、2009年末時点のデータによると、中国のインターネット人口は3.8億人、モバイルネットユーザは2億人以上という世界最大のネットユーザを抱える国です。

こうした数字からも、中国が世界のネットに大きな影響力を持つのはあきらかですね。しかし、その中国から検索サイト大手のグーグルが撤退するというニュースが飛び込んできました。このニュースはテレビでも大きく取り上げられたのでご存じの方も多いと思います。日本にいると、中国のインターネット事情はなかなかわかりづらいものがありますが、当サイトでは中国のインターネット事情について随時ご紹介していきたいと思います。

『グーグル:本土撤退に中国人利用者が賛否書き込み』
(毎日新聞|2010年3月23日より)
 【北京・浦松丈二】4億人に迫る中国のネット利用者は23日、グーグル撤退について「中国の法律を守らない会社は出ていけ」「生活に密着しており、不便になる」などと賛否をネットに書き込んだ。中国時事紙の環球時報(電子版)がネットユーザー約2万人を対象に実施したアンケートによると、撤退について「どちらでもいい」が約87%で、「残念だ」が約13%だった。

 中国国内の検索サービスは、国内企業のバイドゥ(百度)が6割強のシェアを占める。グーグルは3割強と2位だが、ネットに詳しい利用者が多いとされ、撤退によって不便を感じる人はそれほど多くはないようだ。

中国のインターネット事情

中国(中華人民共和国)は、人口13億人以上の巨大な国です。人口の9割が漢民族が占め、他に50以上の少数民族が集まった多民族国家。2009年12月末時点のデータによると、中国のインターネット人口は3.84億人、モバイルネット接続者数は2.33億人となっている世界最大のネットユーザを抱える国でもあります。

この数字を見る限り、中国が今後のネットの世界に大きな影響を与えていくことは明白です。リアルの世界でも、中国市場は世界No.1の巨大市場となっており、ネットの世界でも遅かれ早かれそうなることでしょう。

最近、米Google社が、中国市場からの撤退を示唆したというニュースが流れました。詳細な事情はわかりませんが、中国政府によるネット検閲に嫌気をさしたなどと実しやかに報道されていました。

そう、中国は昔も今も共産主義国家であることは変わらないのです。

米Google社は、2006年に中国語版検索エンジン『Google.cn』を開設した際に、中国の人々への情報アクセスを提供することを重視し、一部検索結果を検閲することに同意していました。しかしまた同時に「中国での状況を慎重に観察し、情報アクセスを提供するという目的を達成できないと思ったら、ためらわずに中国へのアプローチを再考する」という姿勢も明確にしていました。

米Google社にとって「人類が使う全ての情報を集め整理する」という社是にとって中国は避けては通れない壁なので、今後も動向が気になります。

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